ノイズは完璧に取り去らなくて良い。らしい。

ちょっと前の本なのですが、ミックス技術向上のためにこちらの本を読んでおります。

「レコーディング/ミキシングの全知識」杉山勇司さん著。今は改訂版が出ているらしいのでそっちの表紙は知ってるーって人の方が多いかもです。めちゃくちゃ余計な一言ですけど、改定前の方が改訂版っぽい表紙なのが謎です。

普通にこっちのほうが古そう。というのは置いておいて、
改訂版は2013年発行なのですが私が読んでるのは2004年に出たやつ。現在2020年なので実に16年前に出た本。正直、そんな昔の本なんて役に立つんかな〜?と思っておりました。
まあ、予想通り大半は知ってる内容だったのですがwそれでも細かい知識の抜けみたいなのを補完できるので読んでて面白いです。
試してみたいなーと思ったのは、リップノイズの処理。リップノイズって、完璧に処理しないといかんもんだと思ってたんですが、長めのリップノイズは半分くらいカットするだけでも十分目立たなくなるとのこと。

リップ・ノイズ部分の波形を拡大していくと分かるのですが、おおむねリップ・ノイズはギザギザした形になっているものです。そのギザギザ部分をペン・ツールでなぞれば、ノイズを消すことができるのです。
リップ・ノイズはたいてい短いものなので上記の方法で対処が可能ですが、それよりも若干長めのノイズの場合は、その一部分をカットすることも有効です(図③)前後がうまくつながっているかのチェックは必要ですが、処理前よりはノイズを目立たなくさせることができます。

レコーディング/ミキシングの全知識 杉山勇司 著 本格派を目指すキミに! (「全知識」シリーズ)

文章で説明されてもよくわからん、という人は、次の画像を見てもらうとわかりやすいかと思います。

引用元:レコーディング/ミキシングの全知識 杉山勇司 著 本格派を目指すキミに! (「全知識」シリーズ)

今まで私は、リップノイズに関しては手作業&最終的にオートのプラグインで除去!という感じで処理してまして、手作業では

・ペンツールで取り除くか

・ハサミでばっさりカット

だけ。
長めのノイズが入っちゃったら「はー録り直し録り直し!ほんとめんどくせえ」となっていたのですが、半分の除去で目立たなくなるならやってみたいな。

ってかよくよく考えればオートでノイズ除去してくれるプラグインもそんな感じで処理してますね。取りきれてないけどプラグイン刺さないよりはだいぶマシ、的な仕上がりになったりするし。

人力でも半分ノイズ除去技、やってみたいと思います。

まあ、大半は知ってる内容〜とか豪語しましたが、私はマイキングの知識がほぼ「無」なので、いつか生音レコーディングするようなことがあれば参考にしたいなーと思いました。もちろんガシガシ生音レコーディングしたい人やミックスの知識が皆無、って人にはかなり役に立つ本なんじゃないかなーと。改訂版との違いは比べてないのでよくわからんですが、改定前のものでも読んでて「なるほどなー」と思う部分がちょいちょいありますので読んでて非常にためになります。