0円独学オーケストレーション修行

作曲やってると、オーケストレーションできる!と言えるのってかっこいいですよね。

私はピアノが弾けるので、オーケストラ音源を適当に弾いてEQちょちょいとやればまあそれなりに聴ける音源になるのであんま本格的に勉強してなかったんですが、

さすがに楽器の構成とか種類とか音程の範囲とかよくわからなすぎて気持ち悪いのでこのたび一念発起してオーケストラ学ぶか!とやる気出してみました。

といっても、今更オーケストレーション学ぶために音大行くとか留学するとかは金もかかるしめんどくさい。記憶力がアレなので、本をじっくり読んで理解し膨大な知識を暗記してから取り掛かるような忍耐力もありません。

そこで、いきなりオーケストラ曲を書きながら学んでいくという手法でいくことにしました。

んで、まだまだ大曲を書けるようにはなっとりませんが、短いものならわりと余裕で作れるようになってきましたので、そのやり方を解説。

 


1,YouTube等で好きなパブリックドメインのオーケストラの曲を探す

現代音楽とかじゃなく、パブリックドメインになってるようなクソ古いオーケストラ曲を探します。生きてる作曲家の曲はだめです。普通にモーツァルトとかベートーベンとかそこらへんの死んでからだいぶ経ってるような作曲家の曲の中から好きな曲を選びましょう。YouTubeなら無料。ありがてえ。適当にYouTubeで漁ってても良いオーケストラ曲に出会えない!という人はとりあえずのだめカンタービレ見るところから出直してきてください!!!

のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)


2,IMSLPで楽譜を探す

無料でパブリックドメインの楽譜を配っているIMSLPというサイトでオーケストラの楽譜を探します。無料ですが違法ではありませぬ。

 

3,スーパー写経タイム

音源を聞きながら、DAWでひたすら写経タイム。ちゃんと各パートのトラックを用意して、楽譜そのまんまMIDIデータを打ち込んでいきます。私はまずCubaseに元からついてるソフト音源のHALion Sonic SE 3でとりあえず全オーケストラパートを打ち込んできます。HALion、Cubaseユーザーじゃなくても無料でダウンロードできるみたいです。↓

HALion Sonic SE 3

ちなみに、写経する範囲は4小節とか8小節分とかだけとかにします。なぜかって?普通に疲れるからです!!!というか、私はがっつりオーケストラの曲を書きたいというより、自分の曲にオーケストレーションを良い感じに組み合わせたいだけなので、大曲1曲丸々とかそんな長い範囲を写経する意味が無いんですよね。

まあ、最初は楽譜読めなかったり何語だこれ?みたいな単語もいろいろあるのでたった4小節だけでも理解するのに結構時間かかります。

なんで写経がいいかっていうと、例えば

・バイオリンの1stと2ndの使い分け方

・チェロとコントラバスの使い分け方

・どの楽器がどの範囲の音程を使っているか

みたいな情報を、ちゃんと自分の「使える」知識として付に落とすことができるようになる。単に本とかから情報として読んでも、頭に入ってかないんですよ私は!!!中には本読んでさらっとできる人もいるだろうけどさ。実際にチャリンコ漕がなきゃチャリンコには乗れるようにならない理論でゴリ進めていきます。

 

4,改変タイム

最後に改変タイム。

写経したなら、だいたいどんな楽器がどんな役割かわかるでしょう。あとは原型がわからなくなるまでひたすら改変。リズムを変えたりメロディを変えたりBPM変えたり調変えたりコード変えたりすればもう自作曲のできあがり。

勉強しながら生産、というやり方が一番身につくと思うんですよね。まあでもちゃんと本読んだりアカデミックな感じで勉強するのが向いてる人もいるだろうし、あくまでも私のようにぶつかり稽古しながらじゃないと何も身につかないタイプには最適なやり方なんじゃないかなあと思うわけです。